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土地売却一括査定とは、売りたい土地の査定を複数の不動産会社にまとめて依頼できるサービスのこと。簡単な物件情報と売主の個人情報を入力するだけで、査定依頼をすることができます。
まずは当メディア監修の公認不動産コンサルティングマスター永田氏に複数会社の査定が土地を高く売るために有効なのか聞いてみました。
公認不動産
コンサルティングマスター
株式会社フリーダムリンク
永田 博宣
複数の査定を比較することで、おおよその売却価格の相場を把握できるだけでなく、それぞれの会社から異なる売却スケジュールや販売手法についての提案を受けることも可能です。そうしたやり取りの中で、信頼でき、相性の良い担当者に出会えれば、土地をより高く売るための大きな第一歩になるでしょう。
一括査定はとても便利なサービスですが、利用する際には注意も必要です。ここでは、土地売却一括査定のメリット・デメリットをご紹介します。
土地売却一括査定のメリットは、主に4つです。以下で詳しく見ていきましょう。
土地売却一括査定では、インターネットを通じて複数の不動産会社に無料で査定を依頼することができます。本来なら一軒一軒スケジュールを合わせて不動産会社をめぐり、査定してもらわなくてはなりませんが、インターネットなら時間や曜日を気にせずいつでも依頼することができます。
査定結果もスピーディーに得られるため、売却までスムーズに進めることが可能です。
査定価格の算出方法には明確なルールがありません。このため同じ土地でも、査定価格が数百万円も違うことがあるようです。
一社だけの査定価格では、その価格が適正なのか判断するのは非常に困難です。しかし一括査定なら、同じ条件下で算出された査定額を比較し、適正価格を把握することが可能です。
一口に不動産会社といっても、得意分野やエリアが異なります。このため一社ずつ不動産会社を巡って、自分に合った不動産会社を見つけるにはかなりの労力と時間が必要です。
一括査定なら、査定結果やメール対応などを比較して不動産会社を選ぶことが可能。売却を熱心にサポートしてくれるパートナーを見つけることができるでしょう。
土地売却一括査定は、他の会社との比較が前提となったサービスです。不動産会社側も、他社と比較されることを分かった上で査定額を算出しています。このため、一社ごとに査定を依頼するより、比較的良い条件を得られる可能性があります。
たくさんのメリットがある土地売却一括査定ですが、一方で、利用する際に注意したいデメリットもあります。主なデメリットはこちらです。
不動産一括査定では、個人情報を正しく入力しなくてはなりません。真剣に売却をしたい人のための一括査定サービスであり、不動産会社側も真剣に向き合っています。このため匿名で査定を依頼したり、嘘の情報を入力したりするのはNGです。
気軽に利用できるサービスではありますが、登録した時点でさまざまな会社で個人情報が共有されるため要注意。むやみに登録するのではなく、ある程度本格的に検討を始めてから利用するのがおすすめです。
入力した個人情報をもとに、不動産会社から多数の営業電話がかかってくる場合があります。一つひとつ対応するのに「煩わしい」と感じる人もいるでしょう。中には早朝や深夜に電話をかけてくる会社や、1日に何通もメールを送ってくる会社もあるので注意が必要です。
土地売却一括査定には、全国すべての不動産会社が登録しているわけではありません。このため欲しい不動産会社から査定がもらえない場合や、所有する土地エリアの不動産会社が登録していない場合もあるようです。
一括査定サービスを利用する場合は、登録している不動産会社の数や売却実績、利用者数などをよく確認することが大切です。
査定は、土地売却における“最初の勝負どころ”。一括査定を活用すれば、条件の比較だけでなく、信頼できるパートナー探しにもつながります。ただし、査定額に納得したからといって、安心するのはまだ早い。実際の売却フェーズでは、不動産会社による「囲い込み」が思わぬ落とし穴になることも。
当メディア監修の株式会社フリーダムリンクの永田氏解説のもと、不動産会社による囲い込みとは、その対策とコツを詳しくご紹介しています。